ジャズのアドリブができない…

無口になる…⁉︎

さて、ジャズの世界に憧れて、思いきって楽器を手に入れ、夢いっぱいで練習を始める… そこまでは良かったがやがて立ちはだかる大きな壁「アドリブが出来ない…」この悩みはとても多く聞くし、また根が深いと思うのです。

なぜかフレーズが出てこない… 練習した筈なのに…
話したい言葉を、うまく見つけることが出来ない… 
会話の中に割って入れない… 周りの反応を恐れる… 

セッションの中で、何故か「無口」になってしまう状態…
いったいこれは「何なのか?」と考えてみたのです。

逆に、自分の思いを音楽で自由に表現できたなら… 知っている曲を即座に再現できる… 
音で遊べる… 時には冗談だって言える… こうなればけっして「無口」になんかならない

言葉のボキャブラリや発想力、表現力、頭の回転などなど… これらに長けていればいる程、
会話は楽しいものになる筈です。

つまり「アドリブが出来ない」についての最も有効的な解決策は、「音楽に於ける言語能力を高めること」ではないか? と思ったのでした。

言い換えれば「改めて、ジャズ語をちゃんとマスターする!」といった感じでしょうか…

ジャズのヒアリング

アドリブをしようという場面で、その時「話したい言葉(フレーズ)」があったとしても、その音が判らなければ「弾きたくても弾けない」ですよね。
英会話でいうなら「ヒアリング」ができていないのと同じ状態… これでは「音で会話」をしたくても出来ません。

となると「音感から鍛え直す必要があるのか…?」 なんか話が厄介になってきました… 
そもそも、この歳から「音感トレーニング」なんて出来るのか?

私自身、一応… 芸大の音楽科卒なので、ある程度の知識やスキルは有りました。
ところがジャズのアドリブでは「殆ど役に立たない」というのが正直なところだったのです。
ジャズの音使いがそれこそ「ヒアリング」出来ない… 
セッションの場でも同じことで解っていないから上手く「しゃべれない」のでした。 

ではどうする?

実は「相対音感を鍛える」という方法が有ります。
『相対音感は、基準となる音との相対的な音程によって音の高さを識別する能力である。
音楽を美しいと感じるには、相対音感が必要であるから、ほとんどすべての人が本質的に持っている能力と言える。』ウィキペディアからの引用です。

また、こんなくだりもありました。
『相対音感は訓練を重ねれば年齢を問わずに鍛えられる。』
また『ジャズにおいては相対音感が重視され、
即興演奏にはかえって有利である』とのこと。

そう、目指すのはこれです!

年齢を問わずに鍛えられる」というのなら、これも試してみようじゃないですか…
即興演奏に有利」というのも「ジャズにおいては相対音感が重視される」というのも…
今の私には「打って付けの方法」だと考えたのです。

「相対音感」について興味を持たれた方は「ずっしーの音楽教室」というのを検索してみてください。とても分かりやすく解説されています。

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